育てるということ。
いつのまにか12月。
昨日、ひとーつ大きな山を越えました。
といっても、すぐにまたさらに大きな山。
今、しーまでは一つの冊子を制作しています。
冊子をつくる、ということは本当に大変で
神経を使いまくって、その神経はまるでクモの糸のように張り巡らされているイメージです。
あらゆることに注意して、記憶して、調整をして。
それが何カ月も続く。
ちょっと抽象的ですが、、、そんな感じです。
おかげで、普段はまったく痛まない首が肩こりで痛くなってきた今日この頃です。
それでもどんなに大変でも、愛情をこめて隅々まで思いを込めて作り上げていると、愛着は当然わいてくるもので、
仕上がってきたものを見るとまさに、苦労が吹っ飛ぶというか。
喜びが勝っちゃうんです。あっという間に。
子育てみたいだなあと思ったり。
何度も見返して手をかけて磨き上げて、「育てる」という言い方がぴったりくる。
結局ものづくりって愛じゃないかと思っていて
だから、愛がこもっていないものはすぐにわかる。
ああ、適当にやっているんだなあって。
しーまの制作物をほめてもらったりするときには、
はい、愛がこもっているので
と言いたくなります。
読みやすさ、ほしい情報の整理の仕方、見やすさ、そして散りばめたメッセージ。
そんな作り手の愛がこもった冊子が、またひとつ、もうすぐ完成します。